- 災害廃棄物対策情報サイト トップ
- 国のこれまでの取組フォトレポート
- 2016年(平成28年)
国のこれまでの取組フォトレポート
2016年(平成28年)
2月22日
G7アライアンスワークショップにおける災害廃棄物対策セミナー
G7アライアンスワークショップ
2016年5月の我が国主催によるG7サミット開催に先駆けて、2月22日に資源効率に係る国際協力をテーマとしたG7アライアンスワークショップがパシフィコ横浜アネックスホールにて開催されました。
2015年6月のG7ドイツエルマウ・サミットでは、首脳宣言の中で資源効率性が取り上げられ、産業界、公的部門、研究機関、消費者等のステークホルダーがベストプラクティスを共有するフォーラムとして、「資源効率性のためのG7アライアンス」が設立されました。
世界レベルで天然資源の消費と廃棄物の排出がかつてないほどの規模に増えており、特に2050年には90億人を超えると予想される世界人口と新たに工業化している国々における急速な経済成長に伴って更に資源消費が拡大することが予想されることから、G7とG7以外の国々との協力は重要です。そこで、今回のアライアンスワークショップにおいては、G7各国における国際協力の取組を共有したほか、非G7国であるインド、インドネシア、中国や、UNEPやOECD等の国際機関も参加し、世界全体での資源効率性の向上に向けた国際協力の重要性について議論を行いました。
災害廃棄物対策セミナー
災害廃棄物対策セミナーはG7アライアンスワークショップを活用して、日本の災害廃棄物対策やその重要性について積極的に国際社会に発信すべき機会ととらえ、各国の廃棄物に係る行政責任者や一般参加者に対してワークショップのスペシャルセッションとして実施しました。
環境省による冒頭挨拶では、近年、アジア・太平洋諸国を中心とした自然災害が頻発化・激甚化してきていることに伴い、生活環境の保全や公衆衛生の確保、資源効率(RE)・3Rとの関係からも災害廃棄物対策を行っていくことが重要であるとのご説明をいただきました。
また、東日本大震災による災害廃棄物処理の取組を紹介し、その具体的事例として仙台市より仙台市の取組についての講演をいただきました。次にJICAに講演をいただき、東日本大震災による経験によって蓄積された経験・知見を活用して、自然災害が頻発化・激甚化してきているアジア・太平洋諸国に対する技術的支援を展開していく旨を説明いただきました。
最後に、セミナー終了後、東日本大震災における災害廃棄物処理の取組のビデオ を放映いたしました。
1月31日
広島県広島市の災害廃棄物の処理状況や復興状況を確認しました。
井上副大臣は、平成26年8月の土砂災害で被災した広島県広島市を訪問し、災害廃棄物の処理状況や復興状況を確認するとともに、広島市長と災害廃棄物処理を通して得られた経験や教訓について意見交換しました。
1月29日
茨城県常総市における災害廃棄物の処理状況を確認しました。
井上副大臣と白石大臣政務官は、平成27年9月関東・東北豪雨により被災した茨城県常総市の災害廃棄物仮置場(下妻市)を訪問しました。今後の課題を把握するため、仮置場からの災害廃棄物の搬出状況を確認しました。