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令和元年度の災害廃棄物対策推進の検討体制・主な検討事項
令和元年度 災害廃棄物対策推進検討会
設置の目的
近年、自然災害が頻発化、激甚化してきており、全国各地で豪雨や地震等により膨大な災害廃棄物が発生している。
環境省では、南海トラフ地震や首都直下地震等、東日本大震災以上の規模の自然災害(以下「大規模災害」という。)に備え、平成25年度から平成27年度まで「大規模災害発生時における災害廃棄物対策検討会」を、平成28年度から「災害廃棄物対策推進検討会(以下「検討会」という。)」を開催し、災害廃棄物処理システムの強靱化に関する総合的な対策の検討を進めてきた。平成30年度は平成29年度にとりまとめられた提言「災害廃棄物対策に関して今後検討すべき事項とその進め方について(平成30年3月)」を受け、①全国各地で発生した自然災害を中心に災害廃棄物処理に関する実績の蓄積・検証、②災害時の廃棄物処理を見据えた地域間協調のあり方、③災害廃棄物処理システムや技術等に関する事項等についての検討を行い、その成果及び今後取組むべき課題を「災害廃棄物対策に関して今後取組むべき事項とその進め方について(平成31年3月)」としてとりまとめた。
本検討会は、これらの成果に基づき、大規模災害に備えた災害廃棄物対策の具体化を進めること等を目的として開催する。
検討事項
検討会での検討事項は、通常災害への対応も想定した次の事項とする。
- 災害廃棄物処理システムや技術に関する事項
- 災害時の廃棄物処理を見据えた地域間協調のあり方に関する事項
- 一般廃棄物処理に関する災害時初動対応に関する事項
- その他検討会が必要と認める事項